研究課題
研究活動スタート支援
[18F]FDGはがん診断に有用だが、前立腺がんにおいては集積が低く正確な診断が困難であるため代替薬の開発が望まれている。ヒトガストリン放出ペプチド受容体(GRPR)は前立腺がんに過剰発現していることが報告されており、本研究ではGRPRに親和性を有するペプチド、bombesinの誘導体に放射性ハロゲン(診断用:放射性ヨウ素、治療用:アスタチン-211)を結合させることにより、前立腺がんの新規癌診断・治療薬剤の構築を目指した薬剤設計・合成・評価を行った。
放射線科学