研究課題
基盤研究(C)
まず、スマートフォンアプリでは、ユーザの属性とコンテンツの関係について調査した。結果として、属性の中でも、特に年齢と居住地がコンテンツの閲覧による 行動変容の確率と、密接な関係があることが明らかになった。また、内面状態については、大規模なショッピングモールをフィールドとして、その中の1つの店舗を対象にして、来店者が購買目的を持った来店者と、具体的な購買目的を持った来店者では、特に左右方向の視線の動きに特異な違いがあり、またそれを判別できることが明らか になった。
ユビキタスコンピューティング
行動変容の分野において、人の属性が与える影響について検証した。特に観光分野での行動変容は十分に研究されておらず、この知見をもちいることで、今後の観光施策等に活用できると考えられる。また、内面状態について、2つのユースケースにおいて、スマートフォン等のセンサを用いた簡易な方法で内面状態の収集手法を検討することができた。