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2018 年度 実績報告書

ICT活用促進の鍵となるLMSやeポートフォリオの効果的活用事例DBの設計と構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K00483
研究機関熊本大学

研究代表者

喜多 敏博  熊本大学, 教授システム学研究センター, 教授 (20284739)

研究分担者 長岡 千香子  熊本大学, 教授システム学研究センター, 特定事業研究員 (90749839)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードMoodle / 活用方法 / マニュアル / LMS
研究実績の概要

最終年度においては、Moodleを用いたICT活用教育を普及するための基盤として広く利用できる、Moodleのすべての機能説明を網羅するMoodle Docs日本語版の構築を行った。Moodle Docs は、Moodle の利用方法についての資料やマニュアルとして、Moodle開発本部で作成し管理しているもので、すべての機能についての説明が網羅されておりMoodle画面のスクリーンショットを多く掲載して操作方法や活用方法を解説しており、各機能のサマリを Youtube 動画として埋め込んであるなど、Moodleに慣れていない者がMoodleを効果的に活用するための手引として利用価値が高い。日本語版のMoodleDocsも存在しているが、英語以外の諸言語と同様に、英語版ほどは内容が充実しておらず、特に最新バージョンのMoodleに搭載されているの最新機能についての説明は、英語版の更新状況に比べて内容が不足している。このため、Google Cloud Translation APIを利用してファイル単位で翻訳するスクリプトを開発し全ページを機械翻訳した後、Moodle利用の経験者によって間違いや不備を修正し、非公式に日本語版MoodleDocsを構築した。主なページには各機能の利用方法を解説するYoutube動画が埋め込まれているが、その字幕も同様の方法で日本語訳を行った。構築した非公式日本語版MoodleDocsは、 http://moodledocs.tkita.net/ にて公開している。
加えて、Moodleをより直感的に低い認知負荷で利用できるようにする試みの1つして、Moodleの小テストをVUI(音声ユーザインターフェイス)経由で受験できる音声アプリ「Moodle小テスト」を設計・試作し、GoogleアスシタントおよびAmazonアレクサ向けに一般公開した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2019 2018 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] VUIによるMoodleとユーザとのインタラクション強化の試み2019

    • 著者名/発表者名
      喜多敏博, 長岡千香子, 平岡斉士
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告

      巻: 2019‐CLE‐27 ページ: 1‐3

  • [雑誌論文] スマートスピーカーを通じたLMS上での学習活動2018

    • 著者名/発表者名
      喜多敏博, 長岡千香子, 平岡斉士
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告

      巻: 2018‐CLE‐26 ページ: 1‐5

  • [学会発表] すべての機能説明を網羅するmoodledocs非公式日本語版の構築2019

    • 著者名/発表者名
      喜多敏博, 長岡千香子
    • 学会等名
      UeLA・JADE合同フォーラム2018 (ポスターセッション)
  • [学会発表] VUI,Chatbot,AnalyticsとMoodle (招待講演2)2018

    • 著者名/発表者名
      喜多敏博
    • 学会等名
      情報処理学会 情報教育シンポジウム2018 (SSS2018)
    • 招待講演
  • [備考] MoodleDocs 非公式日本語版

    • URL

      http://moodledocs.tkita.net/

  • [備考] ムードルのレシピ集

    • URL

      http://mdr.tkita.net/

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公開日: 2019-12-27  

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