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2018 年度 研究成果報告書

微生物由来物質が誘発する海藻タンパク質発現変動の解明と水圏環境浄化への利用の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K00596
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 環境技術・環境負荷低減
研究機関日本大学

研究代表者

垣田 浩孝  日本大学, 文理学部, 教授 (40356754)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード海藻 / 水圏環境浄化 / 海洋資源 / 植物
研究成果の概要

インドール酢酸の単藻培養株まで純化したオゴノリ科海藻の成長、栄養塩吸収、糖、β-カロテン、電気泳動挙動へのインドール酢酸の影響を調べた。海藻粉末からのβ-カロテンの抽出方法とHPLCでの分析方法を新規に開発した。本研究によりIAAは紅藻類オゴノリ科海藻の代謝物質変動(糖、カロテノイド、電気泳動でのタンパク質挙動、酵素活性、窒素吸収特性の変動)に関係していることが示唆された。

自由記述の分野

応用藻類学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で開発した新規β-カロテン分析方法はβ-カロテンを海藻粉末から高効率回収かつ迅速分析可能であり、代謝変動の解析の研究を進める上で便利な分析方法になると考えられる。特に微量な代謝変動の解析に適していると考えられる。IAAが海藻糖、カロテノイド、電気泳動でのタンパク質挙動等に影響を与えていることを明らかにした。これらの結果はIAA等の微生物由来物質により海藻の成長量や窒素吸収特性を制御する技術のための基礎データとして価値があると考えられる。

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公開日: 2020-03-30  

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