室内塵(ダスト)1gあたり10の4乗個から10の5乗個前後のカビが検出された。多い月では、10の6乗個の検出が確認できた。すべての住宅において検出力ビは、Cladosporium、Penicilliumであった。次いでAspergillus属のversicolorとniger、および酵母であった。採取場所による大きな相違はみられず、類似傾向にあった。試料採取方法については、今後の課題である。 空中(室内)微粒子数、温度、および相対湿度の関連を確認したところ、温度や湿度に若干の影響を受けるものの、室内塵(ダスト)と同様に空中微粒子数は、経時的には大きく変動しないことが確認できた。
|