• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

カシスが秘めるフィトエストロゲン作用 -血管内皮と皮膚に対する保健効果の探索-

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K00844
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関弘前大学

研究代表者

七島 直樹  弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (80333730)

研究分担者 堀江 香代  弘前大学, 保健学研究科, 助教 (30626825)
冨澤 登志子  弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (70333705)
北島 麻衣子  弘前大学, 保健学研究科, 助教 (70455731)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードカシス / フィトエストロゲン / 更年期症状
研究成果の概要

本研究では血管内皮と皮膚に対してカシスが秘めるフィトエストロゲンの保健効果を見出すことを目的としている。
研究の結果、ヒト皮膚線維芽細胞ではカシスアントシアニンの投与で美容関連遺伝子の発現亢進が認められ、血管内皮細胞においても、血管拡張因子に関連する酵素の発現が亢進した。更年期モデルラットにおいてもカシスは皮膚の美容と血管内皮機能の改善効果に寄与していることが示唆された。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によって血管内皮機能そして皮膚美容効果に対するのカシスのフィトエストロゲン効果が明らかになれば、カシス由来フィトエストロゲンの機能性食品への開発に繋げることができる。また、カシスに付加価値が付くことで、カシス産業やカシスの生産量が最大である青森県の地域産業への発展が期待される。また、本研究はニュージーランド・オタゴ大学との連携のもとに行われており、本研究を足がかりに、オタゴ大学との連携をさらに発展させ、将来的には研究者交流や大学院生の交換留学などへの発展も視野に入れているために、教育への波及効果も期待される。以上の事から、本研究の意義は大きく、その社会的貢献およびインパクトは大きい。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi