研究課題/領域番号 |
16K00984
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東京工業高等専門学校 |
研究代表者 |
多羅尾 進 東京工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (80300515)
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研究分担者 |
藤原 康宣 一関工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (40290689)
津田 尚明 和歌山工業高等専門学校, 知能機械工学科, 准教授 (40409793)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 社会実装教育 / プロトタイピング / 自律走行ロボット |
研究成果の概要 |
社会実装教育の中で,学生は実社会の問題に直接向き合い,他者との対話を通じて工学的な解決策を創出することに取り組む.これに沿ったロボット試作において,避けて通れない機械工学分野特有のハードルについて,そのブレイクスルーを図った.具体的には,自律走行ロボットを対象とし,社会実装を指向した枠組みの中で効果的に試作が進められるようプラットフォームを用意し,複数の高専チームによる開発に取り組んだ.加えて社会実装活動の客観的・主観的分析評価を行う手法を示し評価を行った.社会との協働の度合いは「アジャイル指数」を定義し,これと専門家・有識者による評価との関係性について分析し,その有効性について確認した.
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自由記述の分野 |
ロボット工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自律移動ロボット開発用教材には,インホイールモータを採用したことで,パワーを備えながら駆動ユニットを省スペース化でき,機体内部に開放されたスペースが生まれた本機体は,その活用の柔軟性を有したプラットフォームとなった. 社会実装活動を客観的に評価するため,学生と社会との協働・共創の度合いを表すアジャイル指数を定義し,これに照らして分析した.また,社会実装活動を主観的に評価するため,社会実装コンテスト受賞の有無を指標とした審査員評価値を定義し,これに照らして分析した.これら二者間には一定の関連性が見られ,アジャイル指数が社会実装教育における形成的評価として有効であることが確認された.
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