本研究では、インタラクティブ幾何ソフトウエアであるGeoGebraを用いた数学教材の開発をメインに研究する。ウェブサイト「GeoGebraで日本語教材を作ろう」(http://aharalab.sakura.ne.jp/geogebra/)」において、中等教育の数学のデジタル教材の例示の充実をはかり、GeoGebraによる教材における新しい手法の提案を行った。 具体的には2画面表示による効果的な教材の作成、スナップ機能を有効に用いた教材の作成の提案を行った。また、関連して作図手順の概念を持たない作図ソフトウエアPointLineの実装を行い、デジタル教材の新しい方向性を提示した。
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