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2021 年度 研究成果報告書

インド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタの形成と人類の活動に関する地形学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K01225
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地理学
研究機関早稲田大学

研究代表者

久保 純子  早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90275967)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2022-03-31
キーワードモンスーンアジア / デルタ / 地形 / 人間活動 / 人新世
研究成果の概要

本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。
その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の新型コロナウイルスの影響もあり、広島県の太田川デルタをモデルケースとして、流域の人類の活動とデルタ形成に関する研究を新たに行った。

自由記述の分野

地形学

研究成果の学術的意義や社会的意義

人口の集中するモンスーンアジアのデルタ地域においては、人類の活動と環境変化の地理学的視点が重要であり、平野の微地形や土地利用、自然災害軽減や生態系保全等等の地域的課題に資する研究が求められる。インド東海岸のゴダバリ・クリシュナ両河川は、インド亜大陸においてガンジス、インダス両河川に次ぐ流域規模をもち、東海岸に大規模なデルタを発達させている。本研究はこれらのデルタを対象に国際共同研究を行い、その成果としてデルタがどのように形成されたか、また現代におけるダム建設やマングローブ湿地の開発などに関する課題を論文として発表することができた。また、広島の太田川デルタに関しても新たな知見を得た。

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公開日: 2023-01-30  

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