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2019 年度 研究成果報告書

自己啓発型ヘルス・コミュニケーションツールの開発と評価

研究課題

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研究課題/領域番号 16K01298
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会システム工学・安全システム
研究機関日本赤十字九州国際看護大学

研究代表者

鈴木 清史  日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (80196831)

研究分担者 吉川 肇子  慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (70214830)
堀井 聡子  富山県立大学, その他部局等, 研究員 (70617422)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード健康意識 / ヘルス・コミュニケーション / ヘルス・リテラシー / 学習ツール / 自己啓発型
研究成果の概要

本研究の目的は、住民のヘルス・リテラシ向上をめざすコミュニケーションツールの開発と、それを現場で評価しながら汎用性を高めるための基礎研究を行うことである。研究期間中には、調査地のパキスタンの健康課題を明らかにしたうえで、現地訪問を実施し、低学年就学児童が受容可能なゲームの形式と意匠を調べた。それに基づいて、研究最終年度に「手洗いシール」ゲームを制作した。このゲームは、1日の日常行動の場面ごとに、自分がどのように手洗いをしているのかを振り返ることから始まり、その行動について同年齢(ピア)グループのなかで意見交換することで望ましい手洗い行動を学ぶことを目的とした。

自由記述の分野

社会システム工学・安全システム

研究成果の学術的意義や社会的意義

最終年度に作成した「手洗いシール」は、研究調査を実施したパキスタンだけでなく、台湾とタイ王国の看護教育に従事する研究者にも提示して、評価を得る機会をもった。そこでは、シールの意匠や、ゲームの運営の仕方は、明快で分かりやすく、それぞれの国や地域での年少就学児童にも受容してもらえるという評価を得た。一方で、これらの国や地域では、一日の食事が朝食から、外食で済ます傾向も顕著であることから、食事のたびに手洗いをするということが生活習慣としてどれほど定着しているかという家庭ごとの違いが、児童の回答に影響するだろう、という指摘も受けた。

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公開日: 2021-02-19  

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