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2019 年度 研究成果報告書

伝統芸能・武道の精神的健康増進作用に関する脳画像研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K01790
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関京都大学

研究代表者

藤原 広臨  京都大学, 医学研究科, 講師 (10599608)

研究分担者 義村 さや香  京都大学, 医学研究科, 特定助教 (80751776)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード武道 / 健康増進 / モチベーション / 注意
研究成果の概要

武道の精神的健康増進作用についての報告があり、注意等の認知機能改善等の効能が報告されている。本研究では、機能的MRIを用いて、剣道有段者のモチベーションに関する脳内ネットワーク(motivation network: MN)について、MN内の機能的結合性(FC)を、注意関連の課題を用いて調べた。結果、剣道有段者では、安静時にはMN内のFCが低く、課題施行時には逆に高値を示した。剣道有段者では、安静時と注意課題施行時のモチベーションの動員という点でコントラストが大きく、安静時‐注意処理の要請があった際のモチベーションの切り替えに秀でており、心身鍛錬によりこれが達成されている可能性が考えられた。

自由記述の分野

精神医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

武道の精神的健康増進作用の報告を背景として、今回、機能的MRIを用いて、剣道有段者のモチベーションに関する脳内ネットワーク(motivation network: MN)について、MN内の機能的結合性(FC)を、注意関連の課題を用いて調べました。結果、剣道有段者では、静時‐注意処理の要請があった際のモチベーションの切り替えに秀でており、心身鍛錬によりこれが達成されている可能性が考えらました。

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公開日: 2021-02-19  

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