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2020 年度 研究成果報告書

精神科リハビリテーションにおける体力・運動能力回復のための運動プログラムの検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K01797
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

中村 恭子  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (90365560)

研究分担者 広沢 正孝  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 客員教授 (60218831)
鈴木 宏哉  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (60412376)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワード精神科リハビリテーション, / ダンス系運動プログラム / ヒップホップダンス / スクワット様動作 / 歩行能力改善効果 / 気分改善効果
研究成果の概要

本研究課題は、精神科リハビリテーションにおける患者の体力・運動能力の回復のための運動プログラムの検討を目的として実施した。特に歩行能力の改善に焦点を当て、体力・運動能力回復に有効で、かつ気分改善効果の高い運動プログラムとして、ダンス系運動プログラムの具体的な内容を検討した。対象は精神科デイケア通所の患者であった。本研究の成果により、ダンス系運動プログラムの中でもヒップホップダンスなどのスクワット様動作を多く取り入れた運動プログラムは脚筋力向上効果があり、歩行能力向上につながりやすいことが明らかになった。

自由記述の分野

ダンス運動学

研究成果の学術的意義や社会的意義

精神科の患者は症状に伴う倦怠感や投薬の副作用、長期にわたる療養期間などの影響により運動不足となり、一般成人と比較して体力・運動能力が有意に低いことが報告されている。体力・運動能力の回復は症状の改善や社会復帰のためにも必要と考えられる。本研究者らはこれまでにダンス系運動プログラムは患者の体力に合わせて実施でき、気分改善効果が高いことを報告してきた。本研究では、ダンス系運動プログラムの中でもヒップホップダンスのようなスクワット様動作は脚筋力向上や歩行能力改善に有効であることを明らかにした。本研究成果は、精神科リハビリテーションの運動プログラムの内容検討資料として有意義である。

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公開日: 2022-01-27  

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