研究実績の概要 |
これまでに1957年前後の日本の東南アジア関与について(「アジア、万博、梅棹忠夫 「文明の生態史観」における現在性と歴史性」、『中央公論』132巻2号、pp140-157、2018年2月)論考を発表し、アメリカや韓国の国際学会で報告を行ってきた。 また、「生産性の政治」を軸に、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ市を訪問し、ハーバード大学の大学文書館でハーバードビジネススクールの歴史文書を閲覧することを中心に資料調査を行った。 これまでの共同研究の成果として、戦後アジアと開発主義、さらには学知や制度・政策に関する議論を提起すべく、アメリカやシンガポールの研究者とEngineering Asia: Technology, Colonial Development, and the Cold War OrderをSOAS Studies in Modern and Contemporary Japanの一つとして出版した。
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