• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

通時的意思決定モデルの精緻化とアノマリーの解決

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K03559
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 理論経済学
研究機関東京理科大学

研究代表者

下川 哲矢  東京理科大学, 経営学部ビジネスエコノミクス学科, 教授 (30366447)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード意思決定 / 行動経済学 / 統計的パターン認識 / 神経経済学
研究成果の概要

通時的な意思決定は経済理論で中心的な役割を果たしてきた。経済理論では、一般的に、指数割引関数、選好関係の安定性、さらには各時点での効用の独立性が前提とされる。しかしながら、1980年代以降本格化した心理学的な側面からの厖大な実証分析結果は、これらの前提がほとんど認知的基盤の無いものであることを明らかにしている。本研究では、我々がこれまで蓄積してきた研究資源を活かすことで、実証的基礎を持つ通時的意思決定モデルの構築を目指した。

自由記述の分野

意思決定

研究成果の学術的意義や社会的意義

通時的な意思決定は経済理論で中心的な役割を果たしてきた。もし仮に通時的な意思決定モデルが妥当性を欠くものであれば、現代経済理論の、特にマクロ経済学や金融理論の、多くの部分において、その基礎が揺らぐことになる。本研究は、マクロ経済学や金融理論において中心的な役割を果たす通時的意思決定モデルに、「行動経済学・神経経済学」、「マクロ計量経済学・金融統計学」の観点から、より強固な実証的基礎づけを与える試みである。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi