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2018 年度 研究成果報告書

実現ボラティリティにおける長期記憶性の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 16K03603
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経済統計
研究機関創価大学

研究代表者

浅井 学  創価大学, 経済学部, 教授 (90319484)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード実現ボラティリティ / 長期記憶
研究成果の概要

近年、金融市場の分析では、毎分観測されるデータや、取引ごとに記録であるティック・データなど高頻度データの活用が注目されている。このデータを用いて、日々変動するボラティリティの推定値として「実現ボラティリティ」を求めることができる。この実現ボラティリティは、金融資産のリスク予測に役立てられている。この研究では、時系列分析の分野における近年の研究成果を使って、ボラティリティ変動モデルを様々に拡張した。その結果、新たなモデルでは、予測力の向上が見られた。研究成果は8編の論文にまとめられた。

自由記述の分野

計量ファイナンス

研究成果の学術的意義や社会的意義

例えば、日経新聞社は日経225株価指数のボラティリティとして、日経RVを公表している。実現ボラティリティについて、その変動特性を明らかにすることは単に研究者の間だけでなく、金融実務家にとっても重要なことである。また、この研究成果の一つとして、モデルの推定と予測を比較的簡単に行えるように、カルマン・フィルターによる推定方法について検討し、その有用性を示した。

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公開日: 2020-03-30  

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