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2020 年度 研究成果報告書

先進国の金融政策正常化により新興国において発生するリスクに対するマクロ経済政策

研究課題

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研究課題/領域番号 16K03741
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 金融・ファイナンス
研究機関神戸大学

研究代表者

北野 重人  神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (00362260)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワード新興国 / 資本規制 / マクロプルーデンス / 資本流出 / 世界経済 / 危機 / 金融市場 / リスク
研究成果の概要

本研究は、世界経済の大きな潜在的リスク要因である、先進国の金融正常化後に生じる可能性の高い新興国からの資本流出や危機に関するものである。マクロ経済学において近年活発に研究が進んでいる金融市場の不完全性、不完備性等を考慮した金融フリクションを有するモデルを用いて、金融部門が未発達である新興国について、より現実妥当性の高いモデルを展開し、資本規制やマクロプルーデンス政策など新興国が新たなリスクに対応するための政策について分析を行った。

自由記述の分野

国際マクロ経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究が取り扱った、米国等先進国の金融正常化後に生じる可能性の高い新興国からの資本流出や危機といった問題は、G20の場でも議題として取り上げられる世界経済の大きなリスク要因の一つである。この問題について、近年マクロ経済学において研究が進んでいる金融市場の不完全性等を考慮することで、金融部門が未発達である新興国について、より現実妥当性の高いマクロ経済モデル構築し、新興国が直面する新たなリスクに対する経済政策について分析を行ったのが本研究である。

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公開日: 2022-01-27  

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