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2022 年度 実施状況報告書

日本人と中国人の異文化コミュニケーションに関する実験社会心理学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K04276
研究機関神戸女学院大学

研究代表者

木村 昌紀  神戸女学院大学, 人間科学部, 教授 (30467500)

研究分担者 毛 新華  神戸学院大学, 心理学部, 准教授 (90506958)
小林 知博  神戸女学院大学, 人間科学部, 教授 (70413060)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2024-03-31
キーワード異文化コミュニケーション / 文化比較 / 日本人 / 中国人 / 非言語コミュニケーション / 言語コミュニケーション / 社会心理学 / 対人コミュニケーション
研究実績の概要

本研究全体の目的は、日本人と中国人による異文化コミュニケーションの心理メカニズムを実験的に検討し、両者による円滑な異文化コミュニケーション方法の指針を提案することである。
これまでの期間で、日本人大学生と中国人留学生による異文化コミュニケーションの実験を実施して、学会発表も行っている。今年度は、会話実験で録音した音声をもとに、文字起こしを行い、テキストデータの解析を行った。今後は、このテキストデータの解析結果について発表を行う予定である。
また、年度の終盤において、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きつつあり、両国の交流が再開しつつあるため、日本人留学生と中国人大学生による異文化コミュニケーション実験実施の準備している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス感染状況の影響を受けて、中国への海外渡航を行うことが困難であり、中国で実施予定の、中国人大学生と日本人留学生による異文化コミュニケーション実験の実施が困難であったことが主たる理由である。しかし、感染状況が落ち着きつつあり、両国の交流が再開しつつあるため、次年度実施に向けて準備を行っている。

今後の研究の推進方策

現在、新型コロナウイルスは本邦において感染が収束しつつあり、社会制度上でも研究実施が以前のようにできつつある。今後、中国への渡航が可能となり、対面コミュニケーション実験が実施できるようになれば、先方の協力者と綿密に連絡を取り、研究を遂行する予定である。また並行して、実施済みの会話実験のテキストデータの解析結果について考察し、発表を行う。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染状況の影響で、中国に渡航して、中国人大学生と日本人留学生による異文化コミュニケーション実験が実施できなかったため、その分の研究費を繰り越している。今後、感染が収束に向かい、中国渡航及び、そこでの実験実施が可能となれば、速やかに研究を遂行する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 中国人留学生を対象とした日本文化的社会的スキル・トレーニングの効果性2022

    • 著者名/発表者名
      毛 新華、木村 昌紀
    • 雑誌名

      神戸学院大学心理学研究 = Kobe Gakuin University Journal of Psychology

      巻: 5 ページ: 39~52

    • DOI

      10.32129/00000287

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [図書] コミュニケーションの社会心理学2023

    • 著者名/発表者名
      岡本 真一郎
    • 総ページ数
      224
    • 出版者
      ナカニシヤ出版
    • ISBN
      4779517141

URL: 

公開日: 2023-12-25  

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