本研究の最大の成果は,ドライバーの操作者がドライバーに加える色々な力を測定できる「技能測定ドライバーシステム(特許申請中)」を開発したことである。これまでの技能測定の手立ては,三次元動作分析装置等の「外側からの観察」によるものに頼っていたが,本システムが開発されたことにより,操作(動作)の実態をより詳細に測定・分析できるようになった。 これにより,「カン」や「こつ」といった曖昧な表現によるものではない,客観的・具体的な技能指導法のポイントを得る手段が確立できたことは,大きな社会的(教育的)意義がある。
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