日本の子どもたちは問題解決能力に課題がある。ゆえに、児童の問題解決能力を育成するための児童生徒自身による研究を推進していく環境を整えることが重要である。本研究では、アラスカサイエンスフェアのシステムとその方法を明らかにし、サイエンスフェアにおける児童生徒の問題解決を育成するためのプロセスを指導するプログラムを開発した。また、サイエンスフェアにおける児童生徒の問題解決能力を育成するための、評価ツールを開発し、研究のプロセスが一目でわかる研究ボードの開発を行った。これらを使って、北海道方式のサイエンスフェアを立ち上げ1つの町で実施検証し、児童の問題解決能力の向上を図る事ができた。
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