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2019 年度 実績報告書

スペインの義務教育課程における価値教育の研究-LOMCE法成立後を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 16K04742
研究機関城西短期大学

研究代表者

村越 純子  城西短期大学, ビジネス総合学科, 准教授 (80456003)

研究分担者 田代 美江子  埼玉大学, 教育学部, 教授 (40297049)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード道徳教育 / 価値教育 / 宗教教育
研究実績の概要

これまでスペインの義務教育課程における価値教育の実態を把握するため、スペインではスペイン科学研究高等会議(Consejo Superior de Investigaciones Cientificas: CSIC)人文社会科学研究所(Centro de Ciencia s Humanas y Sociales: CCHS)の客員研究員の立場を得て研究活動を行ってきた。2006年の教育基本法 (通称LOE法)はシティズンシップ教育教科を義務教育課程で新設かつそれを必修化したが、2013年に成立した教育基本法(通称LOMCE法)はシティズンシップ教育教科を廃止した。自治州国家であるスペインでは、各自治州によって教育政策の内容には差がみられる。2013年のLOMCE法に基づく価値教育に関する教育制度改革に伴う学校教育への具体的な影響や、教育現場が直面する課題を把握するために、2018年度にはスペインのエストレマドゥーラ自治州立アゴラ中等教育学校を訪問した。公立学校であるアゴラ中等教育学校では、中学校課程1年と高等学校課程1年における宗教の授業と、中学校課程1年における価値の授業の両方を観察して、教授内容および教授法、受講生の実態がわかる録画記録を残した。2019年度にはそのときのビデオ情報のテープ起こしと翻訳作業に取り組むことによって、公開可能な文字情報にすることに努めた。

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公開日: 2021-01-27  

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