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2018 年度 研究成果報告書

学校の教員と取り組む合理的配慮指針に基づく教材開発と授業手法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K04844
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 特別支援教育
研究機関大妻女子大学

研究代表者

生田 茂  大妻女子大学, 社会情報学部, 教授 (60112471)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード特別支援教育 / 手作り教材 / 教育実践 / ドットコード / マルチメディア / 電子書籍 / 学校の教員との協働
研究成果の概要

児童生徒一人ひとりの抱える困り感の軽減や解消を目指して,手作り教材を制作し,日常の教育活動の中で実践を行い,「これまで不可能だったことを可能にする」本研究活動は,国内だけでも 200 名を超える一大研究プロジェクトとなっている。これまで,発語のない児童生徒,知的障害を持つ児童生徒,自閉症の児童生徒,場面緘黙の児童生徒,視覚障害を持つ児童生徒,読みの困難な児童生徒,肢体不自由の児童生徒,学習障害を持つ児童生徒などが,多岐にわたる活動に取り組み,自立感,達成感を味わい,仲間意識を育み,学校に自分の居場所を作ることに成功するなど,これまで不可能だったことを可能にする取り組みを行うことができた。

自由記述の分野

特別支援教育,教育工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究代表者とゼミ学生が,学校の教員と協働し,クラスの児童生徒一人ひとりの困り感の軽減や解消を目指し,手作り教材を制作し,日常の学校教育の中で教育実践を行なった。教育実践における児童生徒の変容をビデオで丁寧に追いかけることで,得られた変容を児童生徒の抱える障害種や困り感との関連で分析し,障害種に応じた最適な手作り教材と教授手法のあるべき姿を明らかにした。学校の教員が,お金をかけることなく,手作り教材を制作できるように,音声ペンやソフトウエアを無償で貸与した。手作り教材を活用した取り組みの結果,児童生徒は「これまで不可能だった活動」に取り組むことができ,自立感、達成感を味わうことができた。

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公開日: 2020-03-30  

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