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2019 年度 研究成果報告書

平面分割・タイリングの数え上げと対称関数・パフィアン・行列式の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K05068
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代数学
研究機関岡山大学

研究代表者

石川 雅雄  岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (40243373)

研究分担者 岡田 聡一  名古屋大学, 多元数理科学研究科, 教授 (20224016)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードSelberg integral / hyperpfaffian / q-analogue / 直交多項式 / 超幾何級数 / Macdonald polynomials / De Bruijn's formula / Aomoto's formula
研究成果の概要

この期間の研究における主な研究成果はパフィアンの評価とセルバーグ積分の関係についてと、その後の発展であった。セルバーグ積分は有名な積分であるが、その q-analogue も Askey によって予想され Kadell と Habsieger によって別々に証明された。我々の研究の中で、あるタイプの hyperpfaffian の評価とセルバーグ積分の関係及び q-analogue との関係が明らかになった。また、これとは別に Striker-Williams のようにいろいろな対称性を持った交代符号行列の分配束としての構造の研究も行っている。

自由記述の分野

代数的組合せ論

研究成果の学術的意義や社会的意義

セルバーグの積分公式 (1944) は、多くの研究者の興味を引いてきたが、青本先生による拡張 (1987) も有名である。この研究では、これらの公式の応用としてパフィアンや hyperpfaffian の評価を行う。これは、直交多項式や対称関数と大きな関係があり、さらなる研究の発展も期待される。多くの組合せ論的数やその q-類似は直交多項式やそのモーメントと関係があるものが多く、1変数や多変数の直交多項式の研究との関係も注目される。数学の研究であるから、社会的意義の議論をする立場にはないが、代数的組合せ論にとどまらず、数学の多くの分野との関係した研究である。

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公開日: 2021-02-19  

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