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2023 年度 研究成果報告書

長距離相互作用系のダイナミクスと臨界現象および応用

研究課題

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研究課題/領域番号 16K05472
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 数理物理・物性基礎
研究機関京都大学

研究代表者

山口 義幸  京都大学, 情報学研究科, 助教 (40314257)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2024-03-31
キーワード長距離相互作用 / 分岐 / 臨界指数 / Vlasov方程式 / 結合振動子系 / 力学的安定性
研究成果の概要

多数の粒子から構成される系を研究する理論として、統計力学は重要な地位を担ってきた。しかしながら、重力やクーロン力など力が遠くまで及ぶ系は、統計力学の主要な仮定を破るため、統計力学的観点からは異常な現象を示すことがある。本研究では、これら異常性とその普遍性に関する成果を得た上で、それらの知見を同期現象などに応用する研究を行なった。

自由記述の分野

大自由度力学系

研究成果の学術的意義や社会的意義

自然界には4つの力があり、そのうちの二つである重力とクーロン力は力が遠くまで及ぶ。これらの力については、天体物理学やプラズマ物理学などで個別に長く研究されて来たが、その力学特性と普遍性に関する研究は最近30年程で発展してきた新しい分野である。その重要性に反し、日本においては研究者数も多くなく、本研究で得られた成果は当該分野における日本の貢献を世界に示すために重要な役割を果たしている。

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公開日: 2025-01-30  

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