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2018 年度 研究成果報告書

近赤外領域に吸収および蛍光を示す新規な分子骨格を有する色素の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K05894
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 有機・ハイブリッド材料
研究機関岐阜大学

研究代表者

窪田 裕大  岐阜大学, 工学部, 助教 (50456539)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード蛍光色素 / 色素増感太陽電池 / スクアリリウム / BODIPY / 近赤外 / ホウ素 / ベンゾ[c,d]インドレニン / 機能性色素
研究成果の概要

近赤外領域に吸収・蛍光を示す色素は,色素増感太陽電池などの有機エレクトロニズム,癌治療などの医療などへの応用が可能であるため注目されている.しかしながら,このような特性を示す色素の分子骨格は限られており,今後の発展が望まれている.
本研究では近赤外領域に吸収および蛍光を示す新規色素として,チオフェン縮環BODIPY色素およびスクアリリウム色素の開発に成功した.チオフェン縮環BODIPY色素を色素増感太陽電池へ応用した結果,近赤外領域に高い光電変換を示した.また,スクアリリウム色素のホウ素錯体化が蛍光強度の向上に有用であることを見出した.

自由記述の分野

機能性色素

研究成果の学術的意義や社会的意義

既存の近赤外吸収・蛍光色素であるスクアリリウム色素のホウ素錯体化に世界で初めて成功し,スクアリリウム色素のホウ素錯体化が蛍光強度の向上に有用であることを見出した.
これらの結果は分子構造と機能との相関を明らかにするという点で学術的意義がある.また,高性能で高感度な分子イメージング(癌の診断,治療)の実現やこれまでにない電子機器(色素増感太陽電池)の開発に寄与するという社会的意義がある.

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公開日: 2020-03-30  

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