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2018 年度 研究成果報告書

転移陰性リンパ節を用いた胃癌特異的マイクロRNAに基づく個別化バイオマーカー

研究課題

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研究課題/領域番号 16K07146
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍診断学
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

石亀 輝英  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (50583358)

研究分担者 岡山 洋和  福島県立医科大学, 医学部, 講師 (20583397)
竹之下 誠一  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (10167489)
千田 峻  福島県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (40769642)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードマイクロRNA / 消化器癌
研究成果の概要

本研究では当初、胃癌リンパ節を主な対象として癌特異的マイクロRNAを検索すべく種々の検討を行ったが、決定的な候補マイクロRNAの同定には至らなかった。一方、近年の消化器癌領域における免疫療法の著しい進歩を背景に、免疫チェックポイント分子であるPD-L1を制御するマイクロRNAの検索を試みた。TCGAデータから得た網羅的なマイクロRNA発現データおよび複数の標的予測プログラムを用い、さらにマイクロアレイデータ、FFPE由来のRNAを用いたqRT-PCR解析や免疫染色を行った。結果として、癌抑制的マイクロRNAであるmiR-148aがPD-L1遺伝子発現を抑制的に制御することを解明するに至った。

自由記述の分野

消化器癌

研究成果の学術的意義や社会的意義

マイクロRNAは標的遺伝子機能を制御することで発癌や癌の進展に重要な役割を担うことが知られている。癌診療においては、癌の診断、予後バイオマーカーや治療反応予測因子、さらに薬剤としての有用性が報告されているものもある。本研究で得られたマイクロRNAの機能や臨床的意義の知見が癌におけるマイクロRNAのさらなる理解や個別化医療の糸口へつながることが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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