• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

2段階クリック反応を利用した新規O-GlcNAc化プロテオーム解析法の開発と応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K08219
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理系薬学
研究機関地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所)

研究代表者

津元 裕樹  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (00409385)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードO-GlcNAc / プロテオミクス / 質量分析
研究成果の概要

本研究課題では、2段階クリック反応を利用したO-GlcNAc化プロテオーム解析法の開発と糖尿病モデル動物への応用を目的とした。モデルペプチドを用いた検討により、2段階クリック反応を利用してO-GlcNAc化ペプチドを濃縮できることを実証した。糖尿病モデル動物の腎臓を用いてO-GlcNAc化プロテオーム解析を行い、28のタンパク質に由来する34のO-GlcNAc化ペプチドを同定した。また、相対的定量解析を行い、2倍以上に増加あるいは減少するO-GlcNAc化タンパク質を明らかにした。

自由記述の分野

プロテオミクス

研究成果の学術的意義や社会的意義

タンパク質のO-GlcNAc化は血糖値によって変化することから、糖尿病において重要な修飾である。本研究課題により、糖尿病モデル動物の腎臓で増加あるいは減少するO-GlcNAc化タンパク質の同定に成功した。今後、これらの生物学的な意義を明らかにすることで、糖尿病性腎症の病因・病態の解明に繋がる可能性がある。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi