• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

新規ユビキチン結合タンパク質によるタンパク質凝集体形成・細胞毒性抑制機構の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K08228
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関東京大学

研究代表者

濱崎 純  東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 助教 (80533588)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードプロテアソーム / ユビキチン / タンパク質分解
研究成果の概要

ユビキチン・プロテアソームシステム(UPS)は多様な生命現象の進行に必須な細胞内タンパク質分解系であり、神経変性疾患ではユビキチン陽性の封入体や凝集体が観察され、UPSの破綻が細胞の恒常性維持や病態発症に深く関与すると考えられている。申請者らは本課題により新規ユビキチン結合タンパク質CG5445を同定し、CG5445は易凝集性タンパク質の可溶化を促進しUPSによる分解を促進し細胞毒性を抑制していることを明らかにした。

自由記述の分野

タンパク質分解

研究成果の学術的意義や社会的意義

生体内における不要タンパク質除去に働く分解系のうち、ユビキチン-プロテアソーム系が凝集性タンパク質の分解にどのように働くかについては長い間様々な仮説が提唱されているものの、実態は不明であった。本課題において易凝集性タンパク質分解においてプロテアソーム機能を促進する分子としてCG5445を同定したことにより、プロテアソームが神経変性疾患をはじめとする病態発症に関与する分子機構の解明に大きな進歩をもたらすと考えられる。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi