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2018 年度 研究成果報告書

神経疾患におけるRNAグアニン四重鎖複合体凝集機構の解明と創薬研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K08265
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 薬理系薬学
研究機関熊本大学 (2018)
岐阜薬科大学 (2016-2017)

研究代表者

塩田 倫史  熊本大学, 発生医学研究所, 准教授 (00374950)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードグアニン四重鎖 / 神経変性疾患
研究成果の概要

グアニン四重鎖構造(G4構造)はグアニンリッチ配列で、1本鎖DNAもしくはRNAが形成する特殊な高次構造である。特定のDNAグアニンリッチ配列異常反復伸長から転写されるRNA-G4構造が数種のRNA結合タンパク質と凝集体を形成し、神経変性疾患の病態に関与する。本研究では、RNA-G4構造/タンパク質複合体の脳における構成成分を解析し、神経変性疾患におけるRNA-G4構造/タンパク質の異常凝集機構を解明することを目的とした。結果として、G4構造認識フラグメントを利用して免疫沈降を行い、マウス脳組織におけるRNA-G4構造/タンパク質複合体のタンパク質分子とRNA構成成分を同定した。

自由記述の分野

神経科学、神経薬理学、核酸化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、神経変性疾患の病態に関与するRNA-G4構造/タンパク質複合体の神経細胞における構成成分を解析・同定した。今後、この異常凝集機構を解明することで、ALS等の神経変性疾患の病態解明に迫ることができ、新たな治療標的を提示できる。

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公開日: 2020-03-30  

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