研究成果の概要 |
CADM1はMST1/2、LATS1/2などのHippo pathwayのCore kinaseと細胞膜において複合体を形成することを見出し、原発性肺腺癌症例において、CADM1とLATS2が細胞膜に共発現し、かつ、CADM1,LATS2共発現症例は有意に予後良好であることを示した(2019, Cancer Sci)。また、神経内分泌腫瘍において特徴的にYAP1が欠失していることを見出し、YAP1の欠失が化学療法への感受性に関与し、かつ、YAP1をノックダウンすることで、神経内分泌マーカーであるRAB3Aの発現を促すことを示した(2016, Cancer Sci)。
|