研究課題/領域番号 |
16K09065
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
中口 智博 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (30571690)
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研究分担者 |
明智 龍男 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (80281682)
奥山 徹 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (80349349)
中野 有美 南山大学, 人文学部, 教授 (60423860)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 産業精神衛生 / メンタルセルフケア / 援助者の共感疲労 / トラウマティックストレス / 身体心理学 |
研究成果の概要 |
先行研究は、看護師の職業性ストレスが他職種よりも大きく、適切なケアがなされないと精神医学的な問題やバーンアウト症候群に繋がるおそれがあることを指摘している。しかし看護師のストレスケアに関する介入研究は我が国において非常に少ない。本研究では、身体心理学の技法を取り入れて看護師が単独で行うことのできるストレスケアプログラムの開発を行い、2か所の総合病院で看護師を対象に単群の前後比較研究を実施した。現在、データ解析中である。
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自由記述の分野 |
臨床精神医学 心身医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護師のストレスは、看護師自身のQOLを低下させると同時に離職率の上昇とも関連し、提供するケアの質や患者の満足度にも負の影響を与えるため社会的にも重要なテーマである。本研究では、身体心理学の技法を取り入れて看護師が単独で行えるストレスケアプログラムを開発し、無作為化比較試験の前段階として前後比較試験を実施した。現在データ解析中であるが、実施可能性と看護師のストレスケアに関して予備的有用性を示すことができれば無作為化比較試験による効果検証に進み、将来的に様々な職業性ストレスのマネジメントに応用できる可能性がある。
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