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2018 年度 研究成果報告書

サルコペニアの治療戦略開発にむけた新規筋衛星細胞発現遺伝子R3hdmlの機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09229
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関千葉大学

研究代表者

竹本 稔  千葉大学, 大学院医学研究院, 特任教授 (60447307)

研究分担者 石川 崇広  千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (00749426)
横手 幸太郎  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (20312944)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード骨格筋 / サルコペニア / 筋衛生細胞
研究成果の概要

今回我々は、新規、骨格筋衛生細胞発現遺伝子R3h domain containing like (R3hdml)を同定し、機能解析を行った。その結果、R3hdmlノックアウトマウスでは筋分化マーカーや増殖マーカーの発現が低下するが、その原因としてR3hdmlはIGT-AKTシグナルやフォブロネクチンの発現調節を介して、筋衛生細胞の増殖に関与し、骨格筋の発達・再生に関わる可能性が示唆された。R3hdml研究は加齢性骨格筋減少(サルコペニア)などの筋関連疾患の新たな治療法につながる可能性がある。

自由記述の分野

老年医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢化社会を迎えている今、健康長寿を達成するためにもサルコペニアなどの骨格筋関連疾患のメカニズムの解明と治療法の確立は急務である。骨格筋は優れた再生能力をもち、障害を受けても速やかに機能を回復する。この再生には筋衛星細胞が重要な役割をはたしている。本研究はR3hdml という新しい筋衛星細胞発現遺伝子を中心にした研究であり新しい切り口でサルコペニア発症機序の解明やさらには治療応用に繋がることが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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