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2018 年度 研究成果報告書

心室細動の発症・再発に関わる解剖学的因子を標的とした新たな心室細動治療戦略の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09423
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関新潟大学

研究代表者

飯嶋 賢一  新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (20625587)

研究分担者 南野 徹  新潟大学, 医歯学系, 教授 (90328063)
研究協力者 Rogers Jack M.  
Denney Thomas  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード心臓突然死 / 心室細動 / 電気的除細動
研究成果の概要

心室細動の病態生理を共同研究者との基礎実験で明らかにし、それを元に心室細動の発症および再発を抑制する新たな治療戦略を立案し、臨床応用までに必要な各種試験(非臨床proof of concept試験、医師主導治験)の計画立案、倫理審査、各種機器の準備等を着実に進めてきた。また、基礎実験での治験は国際学会(アメリカ心臓協会総会、米国カリフォルニア州)で発表した。現時点で非臨床proof of concept試験に向けた準備は完了しており、近日中に開始予定である。今後も研究を継続し、医師主導治験を経て、臨床応用を目指していく予定である。

自由記述の分野

循環器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

心臓突然死は現代においても主要な死因の一つであり、比較的若年層にも発生し社会的損失の大きい病態である。心臓突然死の多くは心室細動などの重症心室性不整脈により惹起されると考えられているが、現時点では心室細動に対する根治的な治療法は確立されていない。本研究では基礎的研究により心室細動の病態を明らかにし、特にその発症、持続、および再発に関与する解剖学的因子として、左右心室の接合部(室間溝)を特定した。今後はこれを標的とした治療の臨床応用を目指すが、これにより心臓突然死を未然に予防する新たな手法が開発されることが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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