女性189名(年齢41.6±4.6歳)にエンドパッドおよびユネクスFMDを同時測定した。自然対数変換したReactive hyperemia index(LnRHI)は0.86±0.24、Flow-mediated dilatation (FMD)は7.60±1.63%、両者の相関係数で0.047と無相関であった。LnRHIを従属変数、FMD、年齢、BMI、収縮期血圧、脈拍を独立変数とした重回帰分析では、BMIのみ正の関連(標準化回帰係数β=0.25, P=0.0006)を認めた。血管内皮機能の指標であるRHIおよびFMDは、異なる測定であることが確認された。
|