総合呼吸抵抗測定装置を用いて心理面の評価に有用である可能性探ることを目的とした。ポリグラフモニターシステムの測定に加えて、MostGraphシステムを新たに加えた新しい評価システムを構築のため呼吸数、呼吸深度、I:E比などの呼吸パターン指標に加え、コヒーレンス等を使った呼吸の安定性やゆらぎに関する指標を新たに記録し表示し、出力可能とした。測定ノイズ除去のための標準化や、意識をしない呼吸のトレーニング、声かけ方法をマニュアル化した。呼吸パターンの処理等、試みたが心理状況を有意に反映するような指標の発見には至らなかった。コヒーレンスも有意に変化させるまでには至らなかった。
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