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2018 年度 研究成果報告書

選択的スプライシングAML1-MTG8による白血病発症メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K09841
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関東京大学

研究代表者

福山 朋房  東京大学, 医科学研究所, 助教 (10300906)

研究協力者 神津 知子  
北村 俊雄  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード急性骨髄性白血病 / t(8;21)染色体転座 / 選択的スプライシングバリアント
研究成果の概要

t(8;21)染色体転座によって引き起こされる急性骨髄性白血病(AML)の発症メカニズムは未だ不明な点が多い。私達は、AML1-MTG8の選択的スプライシングバリアントが腫瘍化を引き起こすことをマウスモデルにて見いだした。その選択的スプライシングバリアントの標的遺伝子や結合蛋白質を解析し、腫瘍化を引き起こすメカニズムを明らかにしつつある。さらにその阻害によって、新しい白血病の治療法の開発を研究している。

自由記述の分野

血液腫瘍内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

急性骨髄性白血病(AML)の中で最も多い染色体転座t(8;21)によって引き起こされるAMLの原因を探求した。これにより新規のメカニズムを明らかにした。さらに詳しい解析により、t(8;21)AMLにとどまらず、他のAMLにも重要な遺伝子を特定しつつある。このことにより、この遺伝子産物を阻害することが、新たな白血病の治療の開発につながると考えられる。

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公開日: 2020-03-30   更新日: 2025-03-27  

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