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2018 年度 研究成果報告書

好塩基球を標的とした難治性皮膚疾患の病態解析とピンポイントな新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K10124
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

横関 博雄  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (90210608)

研究協力者 宇賀神 つかさ  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードbasophil / prurigo / food allergy / contact dermatitis / atopic dermatitis / stat6 / Zn / anti-IgE antibody
研究成果の概要

我々の研究室では抗原特異的IgE遺伝子を導入した遺伝子改変マウスに大量抗原を同一の部位で惹起することにより痒疹モデルマウスを樹立して痒疹の発症機序を解析したImmunity, 2005, Mukai K, J Immunol,2015, Hasimoto T et al)。その結果、痒疹の発症に好塩基球は必須であるがSTAT6が関与するTh2反応は増悪させる因子としても働くことを明らかにした。さらに経皮感作食物アレルギーモデスもマウスを用いて作成し、好塩基球、肥満細胞ともに必要であることを明らかにした(Yu R eta l:Exp Dermatol, 2017;26(9):778-784.)

自由記述の分野

皮膚科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

難治性慢性痒疹は、著明な痒みを主訴として比較的孤立性の強い丘疹が見られる疾患中高齢者に多い難治性疾患である。アトピー性皮膚炎の皮膚病変においても痒疹結節が重症成人型アトピー性皮膚炎で認められることが多く非常に難治性である。
我々の研究室では抗原特異的IgE遺伝子を導入したトランスジェニックマウスに大量抗原を同一の部位で惹起することにより痒疹モデルマウスを樹立して痒疹の発症機序を解析し、新規治療法の開発を試みた。

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公開日: 2020-03-30  

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