研究成果の概要 |
我々の研究室では抗原特異的IgE遺伝子を導入した遺伝子改変マウスに大量抗原を同一の部位で惹起することにより痒疹モデルマウスを樹立して痒疹の発症機序を解析したImmunity, 2005, Mukai K, J Immunol,2015, Hasimoto T et al)。その結果、痒疹の発症に好塩基球は必須であるがSTAT6が関与するTh2反応は増悪させる因子としても働くことを明らかにした。さらに経皮感作食物アレルギーモデスもマウスを用いて作成し、好塩基球、肥満細胞ともに必要であることを明らかにした(Yu R eta l:Exp Dermatol, 2017;26(9):778-784.)
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