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2018 年度 研究成果報告書

ヒト表皮角化細胞におけるIκBζによるIL-17誘導性遺伝子発現制御の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K10160
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関愛媛大学

研究代表者

藤山 幹子  愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (60263935)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード乾癬 / アトピー性皮膚炎 / IL-17 / Bcl-3 / IκBζ
研究成果の概要

皮膚の慢性炎症性疾患である乾癬やアトピー性皮膚炎が異なる病態を示すのには、皮膚の最外層を構成する表皮角化細胞がリンパ球の産生するサイトカインに対してそれぞれ異なる反応をすることも関与している。本研究では、疾患により表皮角化細胞の反応性が異なる理由につき、細胞内に存在する分子であるIκBζに注目して検討を行ない、IκBζの発現が乾癬の病態形成において重要な役割を示すことを明らかにした。

自由記述の分野

皮膚科

研究成果の学術的意義や社会的意義

IκB family の1つである核内蛋白のIκBζが、ヒト表皮角化細胞におけるIL-17による遺伝子発現の制御において必須の因子であり、乾癬の病態において本質的な役割を果たしている可能性を明らかにした。病態形成に必要な分子を明らかにすることは、疾患の病態の理解を深め、新規治療の開発においても有意義である。

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公開日: 2020-03-30  

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