研究課題
基盤研究(C)
3Dプリンターを用いて作製した立体モデルは、脳神経外科手術のシミュレーションおよびトレーニングに有用であることがわかった。特に術野の構造の理解には有用であったが、質感の向上のためにさらなる研究が必要である。また、もっと容易に立体モデルを作製する手法の開発も必要である。なぜ立体モデルが有用であるかの生理学的研究も行ったが、有意な結果は得られなかった。この点に関しては、手法を検討の上、研究を継続したい。
脳神経外科学
脳神経外科手術のためには、術野の複雑な解剖(構造)の十分な理解が必要である。本研究で開発した立体モデルを用いることにより、それらの理解が容易になる。その結果、より安全で効率的な手術を行う一助となる。また、より効果的な立体モデル作製の手法がある程度わかった。この手法が広く用いられることで、さらに手術の安全と効率化に寄与できる。