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2018 年度 研究成果報告書

慢性痛(脳機能障害性)の中枢メカニズムをMRIで解明する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K10980
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 麻酔科学
研究機関群馬大学

研究代表者

荻野 祐一  群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (20420094)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードMRI / 脳 / 可塑性 / 機能的繋がり / 構造 / 共感 / 脳科学 / 運動
研究成果の概要

「MRI(magnetic resonance imaging)を用い、器質的原因の不明な慢性痛(Central dysfunctional pain: 脳機能障害性痛)の脳内メカニズムと神経変性を、脳科学的に明らかにする」という「計画目的」を果たすべく、研究成果を、国際学会と学術論文として発表を行った(Neuroscience 2018 [第48回 北米神経科学学会];荻野、他「機能が変わると構造も変わる - 痛みと脳可塑性」2018)。

自由記述の分野

疼痛学

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究成果の社会的意義と重要性として、研究結果をすぐに臨床にもフィードバックすることができ、患者からの結果要請にも積極的に応えていき、これまで「心因性」と説明しても納得することがなかった患者さんに、“脳機能障害性痛”という新しい痛みの要素と病態メカニズムを説明できるようになった。その臨床的意義は引き続き継続し、ペインクリニック臨床と痛み診療において、疾患の概念を最新のものとし、「認知性疼痛」として新たな痛みのメカニズム提唱へと繋がってきている。

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公開日: 2020-03-30  

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