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2018 年度 研究成果報告書

去勢抵抗性前立腺癌マーカーRegⅣ・OLFM4を標的とした新規診断・治療開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11007
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関広島大学

研究代表者

松原 昭郎  広島大学, 医歯薬保健学研究科(医), 教授 (10239064)

研究分担者 亭島 淳  広島大学, 医歯薬保健学研究科(医), 准教授 (20397962)
安井 弥  広島大学, 医歯薬保健学研究科(医), 教授 (40191118)
林 哲太郎  広島大学, 医歯薬保健学研究科(医), 助教 (60612835)
北野 弘之  広島大学, 病院(医), 助教 (60721933)
神明 俊輔  広島大学, 病院(医), 助教 (70749936)
井上 省吾  広島大学, 病院(医), 講師 (90457177)
研究協力者 Watt Alexander W.  
Black Peter C  
郷力 昭宏  
Oo Htoo Zarni  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード前立腺癌
研究成果の概要

RegⅣの前立腺癌における血清マーカーおよび治療標的としての意義を明らかにすることを目標に、臨床病理検体を用いたRegⅣ・OLFM4の発現を検討した。血清RegⅣ値は、Stageが進行した症例や、去勢抵抗性前立腺癌の症例で高発現し、血清腫瘍マーカーとしての有効性が確認された。さらに血清でRegⅣ値が上昇していた症例は組織免疫組織染色法でもRegⅣの高発現が確認された。また、RegⅣの過剰発現が抗がん剤(ドセタキセルと5FU)への抵抗性獲得に関与していることをin vitroで確認した。

自由記述の分野

前立腺癌

研究成果の学術的意義や社会的意義

血清腫瘍マーカーで病勢評価できることは、高額なPET-CTやMRIを繰り返して行うより、より低侵襲で安価であり正確な病勢評価に繋がる可能性がある。血清RegⅣ値は、ELISA安価で測定可能で、安価な低侵襲な診断マーカーであり、病勢評価に有用である。さらに現在のPSAを中心とした診断治療では把握できない抗がん剤耐性の効果予測因子にもなり得る。RegⅣの発現とその血清値は、前立腺癌治療の診断治療の改善に貢献できる可能性を示した。

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公開日: 2020-03-30  

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