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2018 年度 研究成果報告書

子宮内膜癌に対する革新的新規治療戦略の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11141
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関岡山大学

研究代表者

中村 圭一郎  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 講師 (90359886)

研究分担者 永坂 岳司  川崎医科大学, 医学部, 准教授 (30452569)
春間 朋子  岡山大学, 大学病院, 助教 (60751774)
平松 祐司  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 特命教授 (80218817)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード子宮体癌 / Epigenetic変異 / MGMT / MSH2メチル化
研究成果の概要

研究成果の概要(和文):我々は子宮内膜癌に対し以前から遺伝子解析を鋭意遂行し,その臨床病理学的特徴と遺伝子変異の照合を行ってきた。より細やかなPersonalized Medicineへ繋ぐためにもEpigenetic変異を加味する必要があり,Epigenetic変異を基盤とした革新的新規治療戦略の構築が重要であり,そこで大腸癌の予後や薬剤効果に寄与するO6-methylguanine-DNA methyltransferase(MGMT)やMSH2メチル化を子宮体癌で検討し,MGMT発現率は0.8%,MSH2メチル化は2.4%であった。

自由記述の分野

婦人科

研究成果の学術的意義や社会的意義

子宮体癌と大腸癌はいずれも疾患に多くリンチ症候群が含まれ,メチル化が深く関わっている。大腸癌の予後や薬剤効果に寄与するBiomarkerの1つであるMGMに注目し,子宮体癌での検討を行った。MGMTはDNA修復酵素であり,アルキル化剤よる殺細胞作用を阻害する。このMGMT活性はそのpromoter領域のメチル化によって制御されていることが知られ,そこで我々はMGMT発現に対し研究を子宮体癌で行ったが子宮体癌では患者122症例中唯一1例のみであり, また他メチル化のMSH2メチル化も2.4%と子宮体癌は大腸癌と比較して,子宮体癌は大腸癌ほどメチル化に深く関わっていないことを認めた。

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公開日: 2020-03-30  

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