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2018 年度 研究成果報告書

難治性眼炎症性疾患におけるアマクリン細胞による神経-血管相互作用の役割

研究課題

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研究課題/領域番号 16K11330
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 眼科学
研究機関東京医科大学

研究代表者

臼井 嘉彦  東京医科大学, 医学部, 講師 (50408142)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードぶどう膜炎 / Neurovascular unit
研究成果の概要

網膜アマクリン細胞と水平細胞が中層および深層の網膜内毛細血管の近傍に存在することから、アマクリン細胞および水平細胞が網膜内の中層および深層の毛細血管と相互作用し、血管の安定化に寄与する可能性があり、BRBの破綻が網膜内層に存在するアマクリン細胞や水平細胞の機能破綻のため網膜内層の毛細血管障害をきたし、結果としてinflammatory eye diseasesの浮腫および視機能の低下をきたしていると推測された。

自由記述の分野

眼科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

Neurovascular unitは網膜疾患病態解明でも治療の面でも重要であり、神経および血管障害をきたす眼炎症性疾患では、アマクリンニューロンが制御するNeurovascular unit全体を治療標的とし、網膜血管の破綻を救済するneurovascular protectionという新たなコンセプトで、難治性眼炎症疾患以外の様々な網膜疾患(糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性症、未熟児網膜症など)の治療法も開発される可能性がある。

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公開日: 2020-03-30  

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