研究課題/領域番号 |
16K11898
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
那須 郁夫 日本大学, 松戸歯学部, 客員教授 (80112952)
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研究分担者 |
有川 量崇 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (50318325)
Bhawal Ujjal 日本大学, 松戸歯学部, 助教 (50433339)
田口 千恵子 日本大学, 松戸歯学部, 助手(専任扱) (80434091)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 老化 / 間葉系幹細胞 |
研究成果の概要 |
3ヶ月齢および15ヶ月齢のSenescence-Accelerated Mouse (SAM)マウスを使用し、トータルRNAを大腿骨組織から分離した。それらの遺伝子発現およびmiRNA発現所見は、GeneSpringおよびIngenuity Pathways Analysisと組み合わせ、DNAマイクロアレイおよびmiRNAアレイを用いて解析した。加齢の制御転写因子が、miR-223-3p、miR-744-5p、miR-3103-5p、miR-4723-5pおよびmiR-6825-5pの制御に関与していることを示した。
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自由記述の分野 |
口腔衛生学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回用いるSAMP6系は、若齢期の最大骨密度が低いために加齢に伴い早期に骨粗鬆症に至りやすい老人性骨粗鬆症モデル動物である。当該研究において老化細胞マスター転写因子が制御している標的遺伝子による老化細胞の制御機構を明らかにするため、SAMP6マウスを用いてゲノムワイドにスクリーニングを展開し老化細胞制御遺伝子を同定、骨組織への影響を明らかにすることで、老化幹細胞の生理的機能の解明のみならず、異常活性および機能不全で誘発される代謝性、自己免疫性骨疾患のメカニズム解明し、再生医療の発展に役立つものと考えられる。
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