IoTベースシステムを複数のモジュール(端末やエッジサーバ)が連携して動作する分散協調システムとしてモデル化し、各モジュールの入出力制約や時間制約をアサーションで指定できるようにした。次に、車両や人のモビリティに依存するIoTシステムの性能解析のため、ノードの密度分布を動的に変化可能なランダムモビリティ生成手法を開発し、セル毎の密度分布やその時間変化を再現することで、アサーションの成否判定をシミュレーションで評価できる受動的テスト手法を考案した。提案手法は、IEEE SMARTCOMP 2017国際会議(キーノート)やIEEE主催の分散システム国際会議ICDCS2018論文などで発表した。
|