ポストプロセス可視化はシミュレーション規模が大きくなると不可能となる。一方、スーパーコンピュータ上でシミュレーションと同時に可視化も行うin-situ可視化は視点の移動などの対話的な解析ができないという点が致命的である。本研究により、対話的なin-situ可視化を実現する新しい可視化手法「4次元ストリートビュー」を確立することができた。シミュレーション領域に散布させた多数の視点から全方位可視化動画像を生成し、それを入力として4次元の画像空間中を自由に移動してデータを対話的に解析するのが4次元ストリートビューである。この手法を実際の磁気流体力学シミュレーションに適用し、その有効性を確認した。
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