研究課題
本年度は計画の最終年度であり,出会いと挨拶に関する以下のような研究会をおこなった。2018年5月20日 幸田瑞希氏(千葉大学大学院)発表「相互行為からの離脱の達成:発話と身体にみる志向の分散に着目して」,藪田慎司氏(帝京科学大学)発表「動機づけの葛藤行動はなぜ進化的に維持されるか:不確実性への対応」,7月8日 居關友里子氏(国立国語研究所)発表「「別れ」における相互行為:人間の言語的やり取りに着目して」,田中文菜氏(京都大学大学院)発表「中部アフリカ狩猟採集社会における集団行動 -バカの遊戯の特徴-」,10月13日 西江仁徳氏(日本学術振興会)発表「謎の行動「リーフクリッピング」からタンザニア・マハレのチンパンジーの出会い=相互行為への参入のしかたを考える」,12月9日 牧野遼作氏(早稲田大学・人間科学学術院)発表「多様な身体特性をもつ人々の相互行為の分析」,花村俊吉氏(京都大学アフリカ地域研究資料センター)発表「成果本に向けて、出会い・共在・別れの共時的・通時的な見取り図を考える」,2019年2月10・11日 成果本概要発表,会話分析に関するレビュー,3月5日 武田浩平氏(総合研究大学院大学)発表「双方向コミュニケーションの複雑性:ツルのダンスを例に」。本年度中の成果出版はかなわなかったが,2019年度中には上記の発表および2018年度以前の発表を含めた原稿のとりまとめをおこない,原稿の検討会を重ねた上,出版をおこなう予定である。
すべて 2019 2018
すべて 雑誌論文 (3件) (うちオープンアクセス 2件、 査読あり 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 図書 (3件)
WEB春秋「〈間合い〉とは何か―二人称的身体論」
巻: なし ページ: Online
Journal of Human Evolution
巻: 131 ページ: 129-138
10.1016/j.jhevol.2019.03.011
Pan Africa News