東京等の地下鉄路線図は、各路線が色分けされていて、色覚異常者には識別困難である。色覚異常者でも認識可能な画像に変換する手法を考えた。色毎に異なる明度を与え、モノクロ画像にした。色数が多いと、灰色の種類が多くなり区別が困難になる、そこで、灰色に 数種類の模様を与えて区別できる領域数を増やすことにした。さらに、色覚異常者でも、識別容易な色があることを利用し、それらの色を使った領域で画像を構成する方が識別が容易になる。異なる明度の灰色の数を減らし、それに識別可能な数色を加え、さらに模様を組み合わせて領域を構成し画像変換を行った。 また、抵抗部品のカラーコードの自動識別を行うプログラムも作成した。
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