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2019 年度 研究成果報告書

筋萎縮からの回復を促進するポリフェノールとタンパク質との相乗効果解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K12721
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 食生活学
研究機関徳島大学

研究代表者

向井 理恵  徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(生物資源産業学域), 准教授 (90547978)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードフラボノイド / ポリフェノール / タンパク質 / アミノ酸 / 骨格筋 / 筋萎縮
研究成果の概要

本研究課題では、筋萎縮からの筋肉回復に対するポリフェノールの効果を発揮する栄養素の要件としてタンパク質充足が必要か否かを明らかにすることを目的として研究を実施しました。私たちの研究結果ではフラボノイドが筋肉の回復に有益な効果を発揮するには、基本的な栄養素としてのタンパク質の充足が必要であることを明らかとしました。メカニズム解析として、タンパク質の利用効率の指標であるアミノ酸量やそのトランスポーターの発現を確認しましたが、それらにはポリフェノールの投与量に関連した結果は得られませんでした。

自由記述の分野

機能性食品学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ポリフェノールの生理機能性研究では、ある条件下での効果に着目し研究を進めることが多い。一方、日常の食生活を基盤としたポリフェノールの機能性研究は疫学調査が中心であった。本課題はこれらの溝を埋めるべく、食事に含まれる栄養素の違いによってポリフェノールの生理活性に変化がでることを明らかにしようとする試みであった。本申請課題の遂行により、ポリフェノールが食品成分として骨格筋萎縮に対する予防機能を発揮する要件として、タンパク質栄養の充足の重要性を示唆することができた。本成果は食生活における骨格筋維持に対する食品成分の役割を明らかにすることに繋がることが期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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