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2018 年度 研究成果報告書

グローバル人材に必要な能力の構成要素の分析とそれに基づく評価ツール作成の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 16K13268
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 外国語教育
研究機関東海大学

研究代表者

松本 佳穂子  東海大学, 国際教育センター, 教授 (30349427)

研究分担者 竹内 俊彦  東京福祉大学, 教育学部, 准教授 (20327290)
加藤 由樹  相模女子大学, 学芸学部, 准教授 (70406734)
加藤 尚吾  東京女子大学, 現代教養学部, 准教授 (80406735)
研究協力者 赤堀 侃司  
バイラム マイケル  
ヒル クリフォード  
北澤 武  
大野 秀樹  
長沼 君主  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードグローバル人材 / 構成要素分析 / 評価ツール構築 / 実証的ニーズ検証 / グローバル市民教育 / 異文化間能力
研究成果の概要

昨今脚光を浴びている「グローバル人材」という概念については、その構成要素の研究があまり進んでいないため、そういう状況が高等教育機関が目指す人材養成の目標や指標を不明確にしている。本研究では、外国語運用能力に加えて、OECDの提唱する汎用能力や「21世紀型スキル」、国内外で開発された異文化間能力、問題解決能力の指標を精査し、それらと、実際に国際的な仕事に携わる300人以上の方々へのニーズ調査を通じて明らかにされた「グローバル人材に必須の要素」を比較・検証・収斂することを通じて、将来の日本を背負う国際的人材の能力要素を教育目標として提唱すると共に、それを測定する評価ツールを数種類開発した。

自由記述の分野

応用言語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで、各分野で単発的・散在的に行われてきた「グローバル人材」に関する諸研究を、「将来の日本を背負うような国際的人材の要件の確定」というマクロな視点とテスト理論による詳細な統計的分析によって一つに収斂しまとめあげることができた。よって、本研究は各領域における今後の学際的研究に寄与すると同時に、グローバル人材養成教育の指標を求める教育機関や企業などに対して、それを明確な教育目標として示した。更に、それらの要素を測定すべく開発した数種類の評価ツールを選択的に使うことで、教育機関や企業はグローバル人材の指標に対する評価を適切に行い、より現実に即したかつ総合的な教育的判断を下すことができるであろう。

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公開日: 2020-03-30  

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