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2018 年度 研究成果報告書

イギリスのエリート教育が南アジアと日本の中高一貫校に与えた影響

研究課題

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研究課題/領域番号 16K13527
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 教育学
研究機関関西外国語大学 (2018)
広島大学 (2016-2017)

研究代表者

秦 由美子  関西外国語大学, 外国語学部, 教授 (30263031)

研究分担者 アスピノール R・ウイリアム  同志社大学, グローバル教育センター, 教授 (10346009)
大佐古 紀雄  育英短期大学, その他部局等, 准教授(移行) (10350373)
山口 裕毅  環太平洋大学, 次世代教育学部, 講師 (50735272)
研究協力者 カクチ スヴェンドリニ  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードリーダーシップ / イギリスの中等教育 / エリート教育 / 南アジア
研究成果の概要

著名な中等学校(日本の中高一貫校に相当)への質問紙(アンケート)調査や、インタビュー調査により、インド、バングラディッシュ、スリランカの教育はイギリスに近似しているが、それ以上に更に徹底されたエリート教育となっており、上流階層=英語による高等教育を受けた学歴エリート層が社会経済など多方面において支配的地位を占めてきたことが明らかになった。
イギリス本国での教育が、植民地であった国々にどの様な影響を与え、教育方法の相違の中、結果としていかなる人材が育っているのかが理解された。

自由記述の分野

高等教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

東アジアの教育に対する研究や論文は多いが、南アジアの教育に対する研究や調査、論文も殆ど皆無の状態であるため、スベンドリ・角地(バングラデシュ出身でハーバード大学修了者)やモンズルール・ハック(スリランカ出身)東京外国語大学講師も参加することで、これら南アジアにおける研究調査の可能性を拓いた。そして本研究が日本において南アジアの最初の質問紙調査及び訪問調査となった。結果、イギリス本土のパブリック・スクールでの教育と、旧植民地(イギリス連邦、ブリティッシュ・コモンウェルス)の国々での教育との相違が明らかとなった。

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公開日: 2020-03-30  

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